息子の庇護のもと
昨日、利用者の一人からこんな相談を受けました。
スタッフの一人が利用者のプライベートな内容について人前で話してしまうらしいのです。
ただ、その人は本人にクレームをつけるのでなく、私に対応を依頼してきました。
つまり、その人は、そのスタッフのことを気遣い、ある意味逆にケアしている訳です。
その人は、たまたま誰かに相談できた訳ですが、誰にも相談できない時ってないでしょうか?
そんな時に、私は、タバコを一服します。
ちなみに、ニコチン中毒の私は、それ以外にももちろんタバコを吸います。
昔、タバコの起源についての本を読んだことがあります。
それによりますと、タバコの発祥の地のインディアン達は、知恵として神様と対話する時にタバコを吸うという記述がありました。
その時は、そうなんだなという感想しか持たなかったのですが、何かいまとてもその意味がはっきり分かったような感じがします。
誰にも、相談できないときあなたは誰に相談しますか?
きっと、タバコって神様が、与えてくれた本当に神様と対話する道具なんではないかと思えてきます。
そうして、タバコを吸っている人を見ると、なんか違うように見えないでしょうか?
実は、私には、神様の他に、もうひとり庇護者がいます。
私の下の息子は、私が疲れて帰ってうたた寝していると、黙って毛布をかけてくれています。
そして、どうも私には直接文句を言わないようなのです。
彼は、誰に相談しているんだろうか?
と考えると涙が出てきました。
ちなみに、一番タバコを嫌がっているのも私の下の息子です。
理由を聞くと、体に悪いからの一言。
私は、返す言葉を失ってしまいます。
ということで、私の今の所の最大の庇護者は、下の息子だったりします。