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足りないものがない

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今、はっきり言って足りないものがありません。

 

今日も、いつもどおり、朝からいいことがありました。

 

私は、キッチンでギターの練習をしていました。

 

同居している父は、公民館にいつものようにボランティアをしに出かけるつもりで、自慢の道具を鞄に詰めて用意をしていました。

 

前々からもう若い人に、まかせたらいいと説得しようとしていたのですが、中々聞き入れず、半分文句を言いながら、自分が行かないと上手く行かないという感じで、毎回でかけて行くのが常でした。

ところが、今日は、ちょっと違います。

友人からの連絡で、若い人たちがもうほとんど段取りを済ませてやっていることを、知ったのです。

 

何故か、今日は、それを聞いて素直に納得して、出かけるのをやめました。

ただ、父は何か没頭することがないと機嫌が悪くなるのを知ってますので、ちょうどいい課題を持ちかけました。

 

ファンの壊れた2号機(Dimension2400c)の筐体に穴を開ける方法について、相談を持ちかけました。

すると、嬉しそうに、そんなの簡単にできる、貸してみろと、道具を取り出して来ました。

実は、先日のPIXER展視察の帰りに、日本橋に寄って色々物色していました。

ちょうど手頃な、端子が3ピンのファンが400円であったので購入していました。

新しい機種はすべて4ピンなのでちょうどいい見つけものでした。

 

PCについては素人な父ですが、昔、オフセット印刷の校正機という精密機器の製造に携わっていましたので、ヒートシンクを見せてもすぐにピンときたようです。

わざわざ筐体に穴を開ける必要はないとの判断でした。

あとは、ファンのネジ穴の位置が違っていたのですが、すぐに代替案を出してくれました。機械的な部分については、私も一目置く部分があります。

ネジの長さが、足りなかったのですが、ぱっとひと目でミリ数を察知して、ストックの中からちょうどいいのを出してくれました。

なにか、とても機嫌がよく、とっておきのマイクロメーターをひとつ私にくれました。

あと、端子が合わないので、壊れたファンの端子につけかえる必要があるのですが、半田付けが面倒なので、取り外し自在のコネクターを注文しておきました。

あとは、届けば組み立てて完成です。

結果は、また報告します。

 

また、ギターの練習をしていると、義理の弟がやってきて、焼きたてのパンを玄関で渡すと、すぐに帰って行きました。

そんな、感じでいつも付け届けをしてくれて、サッと帰って行く、そんな男です。

そのまま、みんなでひと切れずつ、おいしくいただきました。

なんの不満も、足りないものもありません。

あさっては、私の好きなピアニストが、近所でライブ演奏をしてくれます。

こんなに、贅沢をしていてもいいのかな?とふと思うのです。