幼少の頃、私は金木犀の香りが好きでした。
それは、運動会があるから。
当時、速く走ることに自信を持っていた、私にとって、運動会は、一大イベントでした。
毎年、金木犀の香る季節になると、気持ちもこころなしか高揚し、自分の季節が来たような気分になったものです。
今、これを近所の公園で書いているのですが、ちょうど金木犀の香りがしたので、思いつくままに、書いています。
最近、小さなトラブルが多いのですが、そんなことを忘れさせてくれるくらいに、嬉しいことが多いのです。
自分がやりたいことを、やりたいようにやっている時、振り返ると人間関係も良好で、全てにおいて充実していたように、思われます。
人の事には、あまり干渉しないけれども、自分の中での我儘を貫くことは、きっと周りにとってもいい影響を与えているに違いないと、そう思います。