koguti ターミナル上で動作する出納帳 フリーソフト

Windowsにも Linux にも対応 10兆円規模に対応

mocにワーニングメッセージ

mocというのは以前の記事でも書いたのですが、ターミナル上で動作するミュージックプレーヤです。
非常に動作が軽いです。音質もいいです。
今日、お気に入りのアルバムをひとつ取り込んだこともあり、久しぶりに使ってみると

user@my_pc:~$ mocp
Running the server...
Trying JACK...
Trying ALSA...

Warning: Your system may be vulnerable to stuttering audio.
         You should read the example configuration file comments
         for the 'ALSAStutterDefeat' option and set it accordingly.
         Setting the option will remove this warning.
         
というワーニングメッセージが出てきました。
以前は、こんなメッセージは、出てこなかったのに原因は不明です。

ALSAStutterDefeatで検索すると、mocのconfigファイルが出てきます。

configファイルの説明では、configファイルは、~/.mocディレクトリにあるはずなのですが見つかりません。
そこで、新たにconfigファイルを指定のディレクトリに作成して、

#ALSAStutterDefeat = no をアンコメントして

mocpを実行すると

FATAL_ERROR: Configuration file is not secure: /home/user/.moc/config

という致命的なエラーが出ます。

適切なパーミッションを設定する必要があるようです。

そこで644のパーミッションを設定しました。
すると、ワーニングは消えmocは無事立ち上がったのですが、デフォルトのディレクトリが何故か
/cdromになっています。

そこでconfigファイルのMusicDirの記述を

MusicDir ="/home/user/Music/ に書き換えました。

ところが、何も変わりません。

ふとEnterを押してみると左側ちゃんとルートディレクトリの中身が表示されています。
使い方を、忘れていただけです。
後で、調べるとmキーを押すとMusicDirに移動するようになっていました。

これで、再生は可能になったのですが、[STERO]にチェックが入っていません。
ヘルプを見ても、configファイルを見ても該当する項目がなかったので、たまたまイコライザをONにするEキーを押してみると[STERO]にチェックが入りました。

さらに、今回、デフォルトでは再生できないmp3ファイルを再生するためにプラグインをインストールしました。

sudo apt-get install moc-ffmpeg-plugin

さらに、本来、Mac独自のフォーマットであるM4Aが再生できません。
この辺は、今まで使っていたAudaciousなら再生できるのですが、今回はffmpegを使いシェルスクリプトAACに一括変換してしまおうと思います。


このアプリでの問題は解決しましたが、何かALSAが悪さをしている可能性もあるので暇を見つけて調べて見ようと思います。

追記: 後日、pulse audio のボリュームを100%以上にして、起動するとエラーメッセージが出て、起動できないという現象にも出会いました。
基本的に、100%以上にすれば、音が割れるので、実用上は問題ありませんが、バグの一種として報告されていました。

ここまで、読まれた方で、何でそこまでめんどくさいことをしてまで使うのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれなせんね。

それに対しては、好きでやっていると答える他無いようです。 

今日は、久しぶりにウイルススキャンとバックアップを取っておこうと思います。