koguti ターミナル上で動作する出納帳 フリーソフト

Windowsにも Linux にも対応 10兆円規模に対応

Linux コマンドラインで WEBブラウザの閲覧履歴を取得する

表題の件について、日本語で検索してもなかなか情報が集まらなかったので、英語で検索してみるとすんなり以下の様なページが見つかりました。


これからも、日本語検索で情報がヒットしないときは、英語で検索した方が早そうです。

もともと、Linuxでは、ほとんどのことがコマンドラインからできるはずなので、前の記事を書いたときに少しというか、かなり気持ちが悪かったのです。

目的が自動化なので、始めからこの情報を探すべきでした。

覚書として手順を書いておきます。

目的の履歴は、IRONの場合はホームディレクトリ内の隠しフォルダ.configの中にあり

~/.config/chromium/Default/History というファイルです。

作業用にホームディレクトリにコピーを作成します。

$ cp ~/.config/chromium/Default/History History

ファイル形式がSQLite format 3なので参照するためにsqlite3をインストールします。

$ sudo apt-get install sqlite3

$ sqlite3 History

でsqlite3を立ち上げます。sqlite> というプロンプトが表示されます。
.tables コマンドでテーブル一覧を確認できます。

sqlite> .tables
downloads                meta                     urls                   
downloads_slices         segment_usage            visit_source           
downloads_url_chains     segments                 visits                 
keyword_search_terms     typed_url_sync_metadata

それでは、CSVファイルに書き込むコマンドを書いておきます。
今回書き出すテーブルはurlsで出力ファイル名はurl_list.csv です。

 sqlite> .headers on
 sqlite> .mode csv
 sqlite> .output url_list.csv
 sqlite> SELECT * FROM urls;
 sqlite> .quit

以上でコマンドラインからCSVファイルに書き込みできました。