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交番に届けてくれる親切な人たち

月曜日の朝、仕事に行こうとすると鍵が無い。

私は、いつも1時間近く早く職場に入り、ゆっくりとその日の段取りをしてから仕事にかかるのが日課です。なおかつ時間があれば、キッチンでギターの練習をしてから家を出るので、時間の余裕はいつもあります。そこで、家中探し回ったのですが、見つかりません。

職場の鍵も一緒なので、早めに出て交番に届け出てみることにしました。

残念ながら、その時点では届け出はなく、仕方なくそのまま職場に向かったわけですが、鍵がないので、時間調整にカフェに入ろうにもまだ営業していません。

ちょうど、前から一度行ってみようと思っていた純喫茶が開いていたので行ってみることにしました。

建物の2階にあり外から見では、中が狭そうに見えていたのですが、入ってみると非常にゆったりしていて快適でした。ちょっとした発見で得した気分になりました。

職場で、そのことを話しても、家のどこかから出てくるんじゃない?などと気楽な反応だったのですが、私は非常に危機感をいだいていました。

理由としては、お客さんの大切なデータを預かっている私の部署では、もし万一外部に漏れるようなことがあれば、一気に信用を失いますし、今後予定しているIT事業さえ頓挫しかねません。

仕事帰りにも、近所のスーパーなど立ち寄ったと思われるところすべて確認しましたが、ありません。

昨日は、出張だったので、捜索を中断したのですが、今朝、念の為、鉄道会社の忘れ物センターに一番に立ち寄るために出かけたのですが、時間があったので、カフェで始末書もしっかり用意しておきました。

会社に到着してすぐ、警備会社の連絡を確認すると、最寄り警察署から連絡があったとのこと。

ほっとしました。

やはり、心ある人はちゃんと届けてくれるんです。

本当に、感謝、感謝です。

今は、お礼に何を渡そうか考えてますが、現金では露骨なので、カタログギフトなどを考えています。明日、百貨店に買いに行くのが楽しみです。

実は、これまでも何度か財布も含めて落とし物をしたのですが、現金以外全て帰ってきています。

よっぽど日頃の行いがいいんやねと、職場の人間は言いますが、実はかなり人に言えないようなこともしています。

それにしても、うちの周りには親切な方が多いようです。

追記

本日、仕事帰りに某百貨店でカタログギフトを購入して準備万端、拾ってくれた本人に電話しました。お礼の言葉を話していると、不思議なことに、全く知らないと何か不機嫌そうな感じの応対です。いったい誰が拾ってくれたのか?不明なままです。

持ち帰った、カタログギフトはどうしよう?楽天的な私は、自分の楽しみの為に取っておくことにしました。また、ひとつ楽しみのストックができました。

少し話は変わりますが、神戸の交番で私も財布を拾って届けたことがあるのですが、全く何も聞かれず、拾った場所さえ聞いてこようとしません。

ただ、取得物ということでいいですね?という言葉が。

なにか、ひっかかるんですよね。

今回、私は、拾われた大体の住所も教えてもらえましたし、今後の参考になりました。

どうも警察は、交番によって全く対応が異なるようです。