koguti ターミナル上で動作する出納帳 フリーソフト

Windowsにも Linux にも対応 10兆円規模に対応

パステス

我が家の正月の定番料理に、パステスというブラジルの家庭料理があります。

知ってる人もいると思いますが、知らない人に説明しますと簡単に言えば揚げ餃子みたいなものです。
イメージ 9
これです。
ちなみに、知らない人のために、私は、ブラジル3世です。
これが、ビールとの相性が最高!!
普段飲まない私ですが飲みたくなるくらいです。
家庭料理なので、それぞれ家庭によって特色があるわけですが、我が家のレシピを特別公開というほど大したものでもないのですが、永久保存版として記事にしておきます。
 
材料
(皮)
薄力粉 1kg
油(サラダ油又は、オリーブオイル)100cc
塩 小さじ1.5
ビール(アルコールの入ったもの)350cc弱
 
(具)
ひき肉(牛ミンチか合い挽きミンチでもOK) 800g
細青ねぎ 2束〜3束
黒胡椒 適量
塩 適量
 
(道具)
大きめのボールまたは洗い桶のようなもの(皮を練るので大きいほうがやりやすい)
パスタマシーンまたは麺棒
布製クッキングマット(なければ、テーブルの上に打粉をしてもOK)
生地を半円形に切るための、円筒状の縁の鋭いもの(うちは、プラスチック製の容器を加工して使っています)
 
作り方
ボウルに薄力粉1Kgを少し(120g程度=打ち粉に使います)残してボールに入れ、上から油をかけます。
イメージ 1
粉と油が完全になじむまで手で粉をこすり合わせながら揉みながら混ぜます。
完全に混ざったら、少しづつビールを注ぎながら、粉を練っていきます。
イメージ 5
この時、ビールを一口分くらい残すとちょうどいい加減です。
先に、一口分飲んでおくのもいいかもしれません。(飲み過ぎないように 笑)
ビールを全量入れたら、ちょうど耳たぶくらいの柔らかさになるまで練り込みます。
イメージ 2
冬場は、まとめた生地にラップをかけて、30分ほどそのまま寝かせます。
夏場は、清潔な濡れ布巾をかけて、冷蔵庫で30分ほど寝かせます。
寝かしている間に、具を作ります。
まず、細青ねぎ2束から3束を細かくきっておきます。
多すぎかなと思うくらいがてきりょうです。
フライパンに少量油をしき、ひき肉を全量炒めます。
塩、黒胡椒を少し入れます。
ある程度火が通ったら、青ねぎを投入します。
木べらなどでかき混ぜながら、完全に火が通るまで炒めます。
イメージ 3
味見をして、ちょっと味が濃すぎるかなと思う程度に、塩、黒胡椒を足しながら仕上げます。
さて、ここで登場するのが、毎回活躍してくれる、ATLAS社製のパスタマシーンです。
イメージ 4
パスタも作れる優れものですが、うちではパステス専用に使ってます。
生地を伸ばすコツは、まとまった生地を1cm程度に切りまとめて粉を打ち、最初目盛り2くらいで厚めにのばして、さらに整形して、目盛り5くらいで伸ばします。
イメージ 6
伸ばした生地の上に、ティースプーン山盛りくらいの、具をのせて、皮で挟んで、半円状にきります。(四角にカットでもOK)

イメージ 7
こんな感じで包んで、カットしていきます。
できた、餃子状の生地の縁をフォークでおさえて留めます。
イメージ 8
こんな感じに仕上がります。
紹介した分量でおおよそ70個くらいできますので、複数のトレイに、のせ間にキッチンペーパーを重ねながら3段くらいにかさねて、冷蔵庫で保存しておきます。
うちは、伝統的に半円状なのですが、真四角にナイフで切っていく方が簡単ですし、そっちの方が一般的なようです。
ところで、これをきつね色ぐらいになるまで、200度くらいの油で揚げて完成です。