というより、ベンチの上に置き去りにされているのを見つけた。
私には、ほっておけない理由がある。
過去に4度財布を落としたことがある。
三度目までは、お金もそっくりそのまま帰ってきた。
4度目は、お金が無くなっていたものの、河原に捨てられてたものをボランティア清掃の方が警察に届けてくれて、他の物はそのまま帰ってきた。
そういうわけで交番を探すが、長年近くに通っているメンバーも知らないという。
そんな話をしていると、親切な若者が場所を教えてくれる。
場所は三宮。
意外にも一か所しか交番はない。
それで、いつもはゆっくりお茶をして帰るところを、先に帰り、交番に向かう。
交番に着くと、警官は誰もいなくて、財布を机の上に置いて座っている人が。
みんな出払っていて、誰もいないので待っているとのこと。
もちろん電話と机はたくさんあるので催促の電話はした。
幸い5分もしないうちに二人の警官が帰ってきた。
特に権利の主張はしないのでそのまま渡して帰った。
それにしても、三宮みたいな繁華街の交番でも無人のことが多いのを知った。
ちょっと人が足りないのでは?と感じた。