今、私は所属教会を家の近所に変えようということで、色々調べているが中々スムーズにいかない。
また、本当の心情と合致させることが難しい。
そもそも現在の所属教会は、電車で6駅先にあるプロテスタントの教会。
たまたま、その教会の牧師さんが3回の勉強会だけで洗礼を授けてくださったのである。
ちょっと考えればクリスチャン人口が、高齢化、減少する中で、経済的に中々厳しいものがあるのではなかろうか。
カトリックの神父さんも経済的な理由で、今の私の母教会は、なかなか離してくれないのではないかと言っていた。
心の奥底では、正教会に通いたいという希望がある。
理由としては、勉強会に参加すると毎回必ず得るところがあったこと、奥が深いこと、信者に対する勉強会が盛んで充実していること、その奉神礼の荘厳さ神聖さ、など心にしっくりくるのである。
しかし、将来的に妻と一緒に教会に通うという観点からは、宗教アレルギーの妻にはイメージ的に濃すぎるかもしれない。
ここで、キリスト教がなぜこんなにごちゃごちゃ分かれているかについて、知らない読者のために概略を説明しておく。
詳しい方は以下概略を読み飛ばしてほしい。
<概略>
キリスト教では、おおよそ500年単位くらいで大きな出来事が起こっている。
紀元頃イエス・キリストが生まれる(降誕する)。
キリストの受難・復活
紀元313年、ミラノ勅令でキリスト教が公認。
紀元400から500年頃には、現在使っている聖書が形をなすと同時に現在普通に言われる教会がほぼ形作られる。
紀元1900から2000年頃、各種カルト教会起こる?。(または近く何か大きな出来事があるかもしれない)
<概略終わり>
さて、教会の転会の手続きを確認するため、まず先日カトリック教会の勉強会に参加して、質問した。
やはり、普通は次の復活祭くらいになるということであった。しかし、洗礼は有効なので、大事なことだけ短期間で教えてもらい、堅信式を行うのもOKであるという。
私が、プロテスタント教会所属ということで、カトリックとプロテスタントの違いは何かと問われたので、「聖伝を認めるかどうかだと思います。プロテスタントは聖書に書いていないことを認めたがりません。」と答えると。
「聖伝・・・ねえ、XX神父さんの勉強会に出たことがあるんですか?」
「いいえ」
この後、教会分裂があったのは、1500年頃だという説明をされたので、思わず「いえ、もっと前です。」と言ってしまった。
私は、東西分裂のことを考えていて、神父さんは宗教改革のことを考えていたわけである。
十字軍の話も伺おうと思ったが、さすがにそれは控えた。
誰かが質問したわけではないが、免罪符のことについて、次のような説明があった。
「教会を建てるのにお金がいりますが、みんな中々出しにくいですよね。」
「それで免罪符という形で、出しやすくしたわけですね。」
というような話も伺った。
あと、プロテスタントから派生?してXXXの証人とか、モXXX教とかの異端の話を伺った。
結局、私が参加したために終始プロテスタントの話ばかりになり、他の出席者にお詫びがしたい気分であった。