いきてゆくことのいみ
といかけるそのたびに
むねをよぎるいとしいひとびとのあたたかさ
このほしのかたすみで
めぐりあえたきせきは
どんなほうせきよりも
たいせつなたからもの
なきたいひもある
ぜつぼうになげくひも
そんなときそばにいてよりそうあなたのかげ
ふたりでうたえば
なつかしくよみがえる
ふるさとのゆうやけのやさしいあのぬくもり
ほんとにだいじなものはかくれてみえない
ささやかすぎるひびのなかに
かけがえないよろこびがある
いつかはだれでも
このほしにさよならを
するときがくるけれど
いのちはつがれてゆく
うまれてきたこと
そだててもらえたこと
であったこと
わらったこと
そのすべてにありがとう
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なぜか
いま
このうたをくりかえしきいている
いぜんこのうたをかけていると
したのむすこがいっしょにくちずさんでいた
ひらがなでかいているのには
わけがある
かんじをうまくよめないこたちをおしえているのだが
かんじがよめなくても
ひとのこころをうごかすぶんしょうをかくことができる
そういうことにきがついたから