練習の内容は、テンポを20くらい上げてやっているところにミソがある。
夜の練習になるので大きい音は出せない。
自然と軽いピッキングで弾くことになる。
もともと130くらいのテンポだと力を抜いて早めの軽いストロークでないと上手く弾けない。
面白いのがテンポを100に戻した時。
まるでスローモーションのように感じられる。
ちょうど英語学習のスピードラーニングのような効果がある。
余裕を持って弾くことができるようになっている。
あと、当日で心配なのは、現地でのリハがないこと。
急いでセッティング、少し音出しをして即演奏と言う感じである。
バランスは現地のミキサー担当者の腕にかかっている。
もう一つ心配なのは、会場が吹き抜けの高い天井のステージだということ。
一応、戻りのスピーカーは置いてあるが音量が足りないのは、昨年確認済み。
反響音と混ざって自分の音も周りの音も聞き取りにくい。
そこは出たとこ勝負と言うところである。
まあ、オープンスペースでの演奏なのでどれだけ人が足を止めて聞いてくれるかわからないし、後半に派手な衣装のダンサーたちが出てくるので、観客はそっちに目をとめるだけである可能性が高い。
そんなものである。